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9.いくらもがいても上れっこない。あきらめたほうが楽だと考え、抵抗しないことにした。するといさの手がとどき、2人とも崖を落ちてしまいました。谷底につくかと思うと、すぐに2人の体がふわりと浮き、しだいに体が光に包まれ、体が消えていきました。「また何処かで会えることを願って・・・」そういさがつぶやくと、2人は谷底につくことなく光となって消えました。こうして神殿の森に残っていた最後の2人も外の世界に旅立って行ったのです。9LIVES 第一章 -終-